痩せたのに下腹が凹まない。見た目より老けてみられる。見た目で損をしていると感じたことはありませんか?
実はその原因は姿勢にあるのかもしれません。姿勢は見た目だけでなく、メンタルやアンチエイジング、肩こりや腰痛など体の不調と深く関わっています。
まずは自分の姿勢のタイプを知り、見た目の悩みや体の不調の原因を突き止めて正しい姿勢を取り戻しましょう。
正しい姿勢とは?
正しい姿勢の基本は耳・肩・股関節が一直線上に並んでいることです。立ち姿勢の場合はその線上に膝・くるぶしも並んでいる状態が美しい姿勢です。
無理に姿勢を正そうとするのではなく、軽く顎を引きリラックスして骨盤の上に背骨を真っ直ぐ並べることをイメージすると、変に力が入らず無理なく正しい姿勢をキープすることができます。
タイプ別悪い姿勢
スマホ・在宅ワークなどライフスタイルの変化によって様々な悪い姿勢があります。あなたはどのタイプの姿勢ですか?
仙骨座り
仙骨座りとは、お尻を前に滑らして座っている状態のことを言います。この座り方の場合、お尻の上の方にある骨盤の仙骨と背中の2点で体を支えている姿勢なので、「頭が前下がり・ストレートネック・お腹に力が入っていない」という状態です。
スマホなどの小さい画面を見る時間が増えたことによって、若者世代で多い姿勢といわれています。この状態が長時間続くと血流が悪くなり「頭痛・肩こり・寝違え」などの原因になることが考えられます。
猫背
悪い姿勢と言えばな「猫背」ですが、この姿勢は想像以上に体に負荷をかけてしまいます。頭の重さは体重の1割といわれています。この状態が長くなるほど首や肩、背中、腰に頭の重さの数倍の負荷をかけ続けてしまうことになるので、上から「目の疲れ・首こり・肩こり・四十肩・五十肩・腰痛」の原因、さらには「自律神経の乱れ・慢性疲労・免疫力低下」など全身に影響を及ぼす危険性があります。
脚組み
脚を組む姿勢も悪い姿勢の一例です。脚を組むことは、無意識に体を安定させようとしているからです。脚を組んでる方が楽と感じるということは、すでに体が歪んでいる可能性があります。体が歪んでしまうと、左右の筋力や柔軟性もアンバランスになってしまうので、普段の姿勢も悪くなってしまいます。
体の歪みから「噛み合わせの悪さ・頭痛・肩こり・腰痛・たれ尻・脚太り」の原因になることが考えられます。
反り腰
一見すると良い姿勢に見え、自覚している人も少ない反り腰も注意が必要です。腰を極端に反らせてしまうので骨盤が歪んでしまう原因になります。
反り腰は骨盤が前傾している状態で、無意識にバランスを取ろうとして腰にも負担がかかってしまうため「ぽっこりお腹・腰痛・むくみ」などの原因になることが考えられます。また、痩せているのに下腹だけでて太っているように見えてしまうのも反り腰の人に多い特徴です。
姿勢を整える
なぜ悪い姿勢になってしまうのでしょうか?
それは悪い姿勢が楽だからです。ですが、前述したように姿勢の悪さは色々な不調に繋がります。ではどうすれば正しい姿勢を楽にキープできるでしょうか?
その鍵となるのが「体幹」つまりインナーマッスルです。インナーマッスルを鍛えることによって、姿勢だけでなく、日常生活の動作、ダイエット、スポーツ競技のパフォーマンスアップまで様々なことに良い影響を与えることがわかっています。
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参照元
e-ヘルスネット(厚生労働省)